1. サマルカンド
    “青の都”、”イスラーム世界の宝石”、”東方の真珠”など、多くの異名をもつサマルカンドは、常にシルクロードの中心都市としての道を歩んできました。その存在が初めて世界に知らされたのは紀元前4世紀、アレクサンドロス大王の遠征軍が到達したときのことです。
  2. シャフリサーブス
    シャフリサーブスは、カシュカダリヤ川の流れに育まれたソグディアナの古都。古くから「ケシュ」という名で知られ、7世紀には玄奘もインドへの途上に立ち寄った記録があります。シャフリサーブスの名を歴史に留めるのは、ここで生まれたティムールの存在ではないでしょうか。ティムールは1336年、この地方を治める豪族の家に生まれ、”世界の支配者”への道を歩んでいきました。広大な帝国を築いた後も、彼はこの故郷を忘れず、サマルカンドのものに決して引けを取らない壮大な建築群を次々と建設していきました。”緑の町”という意味の町の名は、この頃のオアシス都市としての豊かさを物語っています。
  3. ブハラ
    “聖なるブハラ(ブハライ・シャリーフ)”、あるいはサンスクリット語で「僧院」を意味するブハラは、中央アジアのみならず、イスラーム世界全体の文化的中心地として繁栄を誇った町です。その威光に満ちた姿から、「ほかの場所では光は天から差し地を照らす。ブハラでは、光は地から差し、天を照らす」と称えられました。
  4. ヒヴァ
    ヒヴァは、首都タシケントの西約750㎞、ウルゲンチから南西に約35㎞のアムダリヤ川下流のオアシスの町で、古代ペルシャ時代からカラクム砂漠への出入口として繁栄しました。

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