1. ドナウデルタ
    8ヵ国に渡って中欧諸国を流れた後、3つの支流に分かれて黒海に注ぐドナウ川。その河口にできた大湿原地帯がドナウデルタです。約4300k㎡の湿地帯でヨーロッパ最大の面積を誇ります。野生生物の宝庫で、300種を超える渡り鳥や110種以上の魚類が確認されているほか、アシに覆われた一帯にはオオカミやイノシシ、カワウソ、ペリカンなども生息します。
  2. モルドヴァの修道院群(五つの修道院)
    モルドヴァ公国が黄金期を迎えた16世紀初頭に、北モルドヴァ、ブコヴィナ地方に建てられた修道院群。鮮やかなフレスコ画で覆われた修道院が深い緑の森の中から現れる様子は息をのむほど美しいです。
  3. ホレズ修道院
    ワラキア公、ブルンコヴェアヌの指揮により1697年に完成した修道院。ビザンツ建築にルネッサンスの要素が融合したブルンコヴェアン様式が用いられています。主聖堂であるカトリコン聖堂を中心に、いくつかの聖堂が配されています。内部に図書館や絵画学校も造られ、文化の中心として栄えました。教会内のフレスコ画もすばらしいです。
  4. トランシルヴァニアの要塞教会群
    トランシルヴァニア地方の村々にある要塞教会。異民族の侵入に備え、ザクセン人によって13世紀から16世紀に造られました。最も有名なのがシギショアラ近郊にあるビエルタンの要塞教会。三重の防壁に守られた教会の敷地内には食料倉庫もあり、長期の攻城戦にも耐えられるようになっています。
  5. オラシュチエ山脈のダキア人要塞
    紀元前1世紀にローマ帝国に対抗して造られた要塞。ダキア人に、非常に高い社会制度と建造技術があったことがわかります。現在6ヵ所残っており、最も有名なのがサルミセジェツザ(Sarmizegetusa)。
  6. シギショアラの歴史地区
    ブカレストから北西に約300㎞、トランシルヴァニア地方の中央に位置するシギショアラ。町は14世紀に造られた時計塔を中心とした城塞都市で、13世紀にこの地に入植してきたザクセン人によって建設されました。観光地化されていない素朴な町並みが魅力です。吸血鬼ドラキュラのモデルとなったワラキア公ヴラド・ツェペシュの生家もある。
  7. マラムレシュの木造教会
    マラムレシュ地方の小さな村々では、人々は民族衣装をまとい、牧畜生活を営んでいます。木造教会はいくつかの村にあり、世界遺産に登録されているのは8ヵ所。この地方独特の木造建築文化が顕著に見られ、その高い技術と成熟した芸術性には目を見張るものがあります。

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