1. サリャルカ
    サリャルカはカザフ高地の一部で、カラガンダ市西方約250㎞にある「黄色い山脈」を意味する地方名です。サリャルカは2008年7月7日にユネスコの世界遺産に登録され、カザフスタンでは初となる自然遺産です。サリャルカにはナウルズム国立自然保護区とコルガルジュン国立自然保護区が含まれており、これらの保護区には、ヨーロッパ、アフリカ、南アジアなどからの渡り鳥たちにとって重要な停留地となる湿地帯が存在しています。この地域を索餌場としている鳥は1500万から1600万羽に及ぶと見積もられており、その中には絶滅危惧種も含まれています。コルガルズィン自然保護区では、フラミンゴが特に目を惹きます。

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