2006年(平成18年)1月1日号
読売ウィークリー

→拡大して見る


2005年(平成17年)7月7日木曜日
日刊ゲンダイ

→拡大して見る



信用第一
「翻訳会社の実力は、チェック機能で決まる」
そう話す「サイマリンガル」(東京都)の樽谷和希社長が信頼を置くのが、品質管理責任者の芝野寿子さん(35)だ。
主に英文の契約書や手引、記者発表、論文などの「実務翻訳」を企業から請け負う。誤訳すれば株価や契約の成否に影響しかねないだけに「信用第一」。
多い日は400字詰めの原稿100枚を点検する。一方で、後進の指導や、翻訳者たちの評価も担う。
実力派の翻訳者と自負している。「私が見るからこそ、顧客の信頼がある」

2005年(平成17年)6月22日水曜日
朝日新聞



中央公論(中央公論社)
平成16年2月号に掲載

次世代を担う注目企業150社
(PHP研究所)
江辺 聡[編著]
 ビジネスがワールドワイドな広がりを見せ、それに伴い翻訳・通訳の需要も増加の一途を辿る。しかし、翻訳者・通訳者には、もはや外国語を操るだけでなく、専門知識までもが求められる時代になっている。株式会社サイマリンガル(総資本金9,000万円、樽谷和希社長)では、翻訳者・通訳者2,300名とのネットワークを築くことであらゆる分野の翻訳・通訳に対応している。早稲田大学政治経済学部卒業後、翻訳・通訳業界でコーディネーターとしてキャリアを積んだ樽谷社長が中心となり設立された同社。業界でもトップクラスと認められていた以前の会社で築いたネットワークを受け継ぐことで、設立時から高いクオリティーを誇っている。スタッフは、外国語に馴染んでしたスペシャリストばかり。大半がTOEIC九〇〇点以上のスコアを持ち、翻訳も十分にこなせる実力者揃いだが、あくまでもコーディネート役に徹する。社外の優秀な翻訳者へ仕事を任せることで、高水準なレベルでより多くの稼動が可能になるわけだ。

 ビジネスシーンで活躍する翻訳者・通訳者にとって外国語の知識は土台に過ぎない。実績のある翻訳者・通訳者であっても、専門分野について日々勉強しないと淘汰されていく厳しい世界だ。

 同社では、登録時に厳しい基準を設け、その後もハイレベルな翻訳者・通訳者に優先的に仕事を振り分けることで高いクオリティーを保持。翻訳者・通訳者にとっても、同社の仕事で実績を積むことで箔がつき、他社からの依頼も増える傾向にあるという。

 低料金を売りにする翻訳・通訳会社も少なくないが、同社は適正価格を頑なに守る。「質の高いサービスこそが、顧客満足を実現する最良の方法と考えています。適正な利益を確保しなければ良い仕事はできません」と樽谷社長は語る。実際、新規顧客の大半は紹介案件というから、その信頼度は高い。

 顧客により速いスピードでのサービスを提供するため、同社専属の翻訳者・通訳者も20名在籍。キャリアを積んだ専属翻訳者・通訳者を抱えることで効率は格段にアップする。

 金融・通信・法律・医薬・環境など、顧客の業種は多岐にわたり、ニーズも日々深化する。同社では各専門分野に特化した翻訳者・通訳者を登録。顧客ごとに用語管理を行い、品質向上に手を抜くことはない。また、最新の情報を扱うことが多いため、機密保持体制は徹底している。

 取扱い言語は四〇カ国に及び、世界の主要な言語をほぼカバーしている。「翻訳を手掛ける競合他社から頼られることも少なくない」と樽谷社長が語るように、難題になればなるほど、同社の真価が発揮されるというのも納得できる。

 通訳と翻訳の両方を手掛ける企業は国内で100社程度と少ないだけに、通訳分野では同社の存在はより一層際立つ。同時通訳をこなせるだけの力量を持つ通訳者を中心としており、国際シンポジウムなどでの仕事も多い。

 あらゆるビジネスシーンにおいて言葉や文化の壁を取り払う同社は、海外企業との取引で新しい扉を開こうとする企業にとって、心強いパートナーとなってくれるだろう。

←トップへ戻る




Copyright(c) 1998 by Simulingual,Inc